tracのプラグイン

trac-0.10.4を入れたので、いくつか使えそうなプラグインを入れたのでメモ。

プラグインのインストール方法

1. 前準備

標準の状態では/var/www/.python-eggsというディレクトリがeggのキャッシュディレクトリになりますので、使えるようにしておきます。

mkdir /var/www/.python-eggs
chmod ugo+w /var/www/.python-eggs
2. setuptoolsのインストール

プラグインを入れる前にこれをいれておく必要がある。

wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py
python ./ez_setup.py
3. プラグインのインストール

WebAdminプラグインの場合、

svn co http://svn.edgewall.com/repos/trac/sandbox/webadmin/

svnからチェックアウトします。



特定のプロジェクトだけにプラグインを入れる場合:

python setup.py bdist_egg

でeggファイルを作った後、

mv /dist/TracWebAdmin-0.1.2dev_rxxxx-py2.4.egg {tracプロジェクトのホーム}/plugins

tracプロジェクトの中のpluginsディレクトリの中におきます。

chown apache:apache {tracプロジェクトのホーム}/TracWebAdmin-0.1.2dev_rxxxx-py2.4.egg

apacheからアクセスできるようにします。



全てのプロジェクトにプラグインを入れる場合:

python setup.py install

でeggファイルが/usr/lib/python2.4/site-packages/以下にインストールされます。

vi {このプラグインを使いたいtracプロジェクトのホーム}/conf/trac.ini

[components]
webadmin.* = enabled

と追記します。


4. ユーザに権限を与える

WebAdminを使うには、tracのユーザに TRAC_ADMIN 権限がないとだめなので、以下で権限の確認。

trac-admin /path/to/trac/ permission list username

ない場合は権限を与えます。

rac-admin /path/to/trac/ permission add username TRAC_ADMIN


特定のプロジェクトにだけeggファイルを置いた場合、特別な設定がいる場合以外はtrac.iniをいじらなくてもよさそうです。
ちなみにeggファイルはJavaでいうところのjarファイルにあたるようです。
あと、AccountManagerPluginがうまく動いてないようなので後でチェックします。