プログラミングでメシが食えるか!?―成功するプログラマーの技術と仕事術


「プログラミング」ではなく「プログラマー」のHowTo本とのことで、一流のプログラマになるために必要な事柄について著者の考えを述べた本です。
前半部分は、どちらかといえばプログラミングのHowTo本に出てきそうな内容でしたが、後半はまさにプログラマのHowTo本といえる内容でした。

個人的に見習うべきと思った著者の哲学

  • 作りながら動作確認で品質アップ → 今でいうTDD的な考え方
  • 自分の得意分野を持つ
  • 製品・知識を公開する
  • 時間的にハイリスクな仕事より、技術的にハイリスクな仕事を選ぶ → 特にweb系だと、便利なフレームワークがどんどん登場してくるので、ただ単に仕事を高速化していくだけでは限界が来ると思う

読者層

ある程度経験を積んだプログラマの方ですと、うなずきながら読める話が多いと思います。
ただ、著者がC言語を使ったネットプログラミングを専門としている方なので、webプログラミングしか経験したことがない人が読むと少し戸惑うところがありそうです。そういった意味では、読者層は中級者になりそうですが、わからないところは飛ばして読めば初心者でも参考になる本だと思います。