中学生とニコニコ動画の話をして作る姿勢について思ったこと

中学生と話をしていたらニコニコ動画の話題になったのでメモ。

聞いた話

  • クラスの半数以上が利用
  • 発端はクラスの中のインターネットに詳しい人
  • 周りも含めて自分で動画を作って投稿したいと思っている

面白い動画の投稿者は英雄のような扱いでした。
自分も投稿してみたいと言っていたのですが、好きな動画が「毒キノコを全裸で採って食ってみた」とか「ハイポーション作ってみた。」とのことでしたので、無茶をしないことを祈ります。

思ったこと

動画を作成したいというベクトルが技術ではなく、何を作るかということに向いていることが個人的にはいいなあと思いました。
私の中では、動画を作成したい ≒ Final CutやAfterEffectsのような編集ソフトの使い方を覚え、効果的なエフェクトの使い方を発見し、撮影の構図や3Dモデリングや高品質で圧縮する術を勉強すること、という認識でしたが、別にそこまで詳しくなりたいと思っている人はほとんどいなくて、思いついたものを作品として形にしてみたいので手段には特にこだわりがないのではないかと思います。
プログラミングだと、どちらかといえば技術よりの人が多いように思います。勉強をするにしても、何か作りたいものがあって始めるのではなく、勉強のための勉強になっているところがあります。動画に比べると、プログラミングで、何ができるのか・何がしたいのか、ということがわかりにくいことが一因かもしれません。
この辺の意識の差が生まれたのが、動画を共有してコメントができるコミュニティがあるからであるとすると、Google App EngineOpenSocialのような環境をうまく利用して、プログラミングの分野における作品を公開し評価してもらえるコミュニティが生まれると、もっと多くの人がプログラミングに興味を持ってくれるようになるのではないかと思いました。