Mashup Award 4thの協賛企業・団体のAPIの商用利用について調べた
「http://mashupaward.jp/」が開催されるそうなので、現在身内で行っている勉強会でも何か出してみたいなあと思っています。
そこで気になったのは、提供されているAPIが商用利用が可能なのかということです。
アドセンスの一つでも張ろうかとか、アフィリエイトプログラムと連携して〜みたいなことを考える人は少なくないと思います。
商用・営利目的の定義は曖昧
何をもって商用利用の範囲に含むのかというのは議論の余地があります。
アフィリエイトやアドセンスを入れることは利益を得ることを目的としているので営利目的のように思うのですが、営利目的ではないと判断しているサービスも少なくありません*1。(ex.お問い合わせ・よくある質問 | CMS プラットフォーム Movable Type)
厳密に言うと、コンテストとかに企業が応募するのは宣伝目的の意味合いも強いと思うので、営利目的といえば営利目的になるのかな?
参考
というわけで、APIの場合だと提供している側の判断によると思うのですが、後から「使っちゃ駄目!」といわれることを避けるために、商用・営利目的の利用を禁止しているものは避けておくのも一つのリスク回避手段ではないかと思います。
以下、商用利用可能なものとそうでないもの、及びよくわからなかったものについてまとめました。無償版と有償版があるものは無償版の場合の条件を採用しています。
ざっと見てまとめたものなので間違いもあると思いますので、もしお気づきになりましたらご指摘ください。
以下の情報は7月1日の時点の情報です。
商用可(6)
非商用のみ(15)
不明(12)・・・どちらとも明言されていない、もしくはその記述を見つけられなかったもの
感想
それぞれ、利用規約がおいてなかったり、記述が曖昧だったりで結構大変でした。
明確に「商用・営利目的の利用可能」とかかれていないものは全て不明にしたのですが、禁止事項に商用利用が含まれていなければ商用利用可になるのかな?
APIについても共通したライセンス体系ができると楽でいいのですが・・・。
この辺は、主催者側で各企業に確認を取ってもらって表にまとめてもらえるとうれしいですね。
作業中に気づいたこと
3.利用者は、ウェブサービスを使用して利用者ソフトウェアを制作する
楽天ウェブサービス: 楽天ウェブサービス規約 | ご利用ガイド
にあたり、サイト上のウェブサービスを使用した部分においては、
楽天サイト以外のウェブサイトへのリンクを設置してはならないもの
とします。
って書いてあるんですが、マッシュアップするのに結構致命的な気が・・・。